トイレのしつけで最も大切なこと。
それは、犬の習性である、
食事と寝床以外は全てトイレになり得る
ということ。
逆を言えば、本来、犬は、
寝床と食事をする住み家には、排泄行為をしない動物だということです。
でも、ペットショップなどの空間で、この本能を阻害された犬だったり、留守勝ちで日中誰も居ないようなご家庭で犬を飼ってしまうと、決められた空間移動しか出来ないので、仕方なく寝床や住み家で排泄せざる負えなくなり、それが日常化すると常習化します。
この常習化というのも、犬が備えている習性で、いわゆる、
適応能力や順応すると呼ばれるものです。
#室内犬のトイレのしつけペットショップで仔犬を購入すると、ほぼ確実に勧められるのが、寝床とトイレが仕切られたゲージ。
良くあるご相談が、『このゲージに入れてる時は、ちゃんとトイレでするんですが、お部屋に出してあげると失敗するんです。』
この問題ケースの場合、犬の習性による#原理原則
寝床では排泄しない習性
2枚目の写真では、ベッドを置いたスペースにワンちゃんがいます。要するに、寝床として認識しているスペースはベッド側。
では、原理原則で、このスペースに犬を閉じ込めたままにすると、犬は排泄したいなぁっと思ったら、どちらでするでしょう?
そうです、トイレを敷いているスペースでせざる負えないという事です。
ここで大切な事は、人の考え
『トイレでちゃんとするんだ。』
犬の考え
『寝床汚したくないからこっちにしよーっと』
そうです、犬はトイレシートで意識してしているつもりはありません。
単純に、寝床でない方でしているだけなんです。
飼い主さんは、このゲージスタイルでトイレがちゃんと出来る事を、犬がトイレで出来るようになったと勘違いしてしまいます。
だから、リビングにフリーにするとあちこちでトイレをする訳です。
だって、